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僕が過去に、似ている、と言われた者を、年代順に上げて行こう。
僕が思ったのではない、周りから言われたのです。
巨人の岡崎
槇原敬之
阪神の赤星
水木しげるの漫画に出て来るサラリーマン
おしりかじりむし
近々で言われたのが、時間泥棒。モモのお話の…もう、なんだろう…漫画ですらなくなってしまった。
これからも、自信を持って溶けて行こう。
僕が思ったのではない、周りから言われたのです。
巨人の岡崎
槇原敬之
阪神の赤星
水木しげるの漫画に出て来るサラリーマン
おしりかじりむし
近々で言われたのが、時間泥棒。モモのお話の…もう、なんだろう…漫画ですらなくなってしまった。
これからも、自信を持って溶けて行こう。
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by mop-kamino
| 2013-08-16 10:21
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今、終戦記念日のことを書いたが、辞めた。
人間、太陽と、地と水と、詩があるのなら、他に、何を。
舞台「iSAMU」,初日を終え、ひとり缶ビールを持ち、帰路に立つ。
今朝、舞台の事をあれこれ詰めて考えていると、一匹のアブラ蝉が胸に留まった。
凄く、軽くて、小さい、はかない、愛おしい、大事にしなきゃ、アブラ蝉はすぐに飛んで行ったけど、余韻が、温かい小さな余韻が胸にずっと残った。
とても、幸福な思いをした。
あの、軽くて、小さな体で、あの、蝉の音を出す。
精一杯、一週間程の地上での生活の中で、子孫を残すため、精一杯の力であの音を出す。
あの体で、あの音を、死に物狂いで、命を繋げるために必死に音をだす。
なんて、小さい生き物だ、僕は、と、小さい、小さい、小さい事で、掻き回され、意地になり、正当性を作り上げ…。
蝉はじめ、人以外の生き物、ありがとうございます。
口で、頭で言うのでは、わからないことを、今朝の駅までの道のりで、一匹の蝉が、感じさせてくれた。
思いを、馳せろ。
もっと、馳せろ。
何のための、記念日なんだ。
人間、太陽と、地と水と、詩があるのなら、他に、何を。
舞台「iSAMU」,初日を終え、ひとり缶ビールを持ち、帰路に立つ。
今朝、舞台の事をあれこれ詰めて考えていると、一匹のアブラ蝉が胸に留まった。
凄く、軽くて、小さい、はかない、愛おしい、大事にしなきゃ、アブラ蝉はすぐに飛んで行ったけど、余韻が、温かい小さな余韻が胸にずっと残った。
とても、幸福な思いをした。
あの、軽くて、小さな体で、あの、蝉の音を出す。
精一杯、一週間程の地上での生活の中で、子孫を残すため、精一杯の力であの音を出す。
あの体で、あの音を、死に物狂いで、命を繋げるために必死に音をだす。
なんて、小さい生き物だ、僕は、と、小さい、小さい、小さい事で、掻き回され、意地になり、正当性を作り上げ…。
蝉はじめ、人以外の生き物、ありがとうございます。
口で、頭で言うのでは、わからないことを、今朝の駅までの道のりで、一匹の蝉が、感じさせてくれた。
思いを、馳せろ。
もっと、馳せろ。
何のための、記念日なんだ。
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by mop-kamino
| 2013-08-15 22:49
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小笠原のシダが鉢から根を出し何かを探し求めている。
日に日に長く、延びて行く。
胡蝶蘭の若い根も、鉢上からにょきにょき踊り出て来る。
虫や何かの触角のように、動いている。蛇にも似ている。
タバコを吸いながら、ベランダでじぃーっと見ている。
相手はモノこそ言わないが、何か人格と似たような、ひとつの生ある塊だ。
じぃーっと、毎日、見る。
この緑色をした生き物は、単に花を愛でたり、果実を採ったり、柱にしたりするための生き物じゃないし、それ以外は雑草、という生き物じゃないことが、じぃーっと見ていると、思うところがある。
どうも僕は油断すると、上のことを忘れて、この生き物達を見てることがある。
鑑賞用、食用、建材用、燃料用。まだまだあるけど、彼らを、彼等の存在を「用途」でしか見ていない時がある。
モノ言わぬ彼等は、何なのだろう。
石ころや、水や、空気のように扱われる彼等は、人類が生まれて以来ずっと、何も言わずに刈り取られて尚、生き続ける。
じぃーっと、見ていると、哀れに思う時もある、励まされる時もある。謝ることもある。
鉢植えにして、手元で見ることで、彼等の仲間のことにも、思いを馳せることが出来た。
うん、良い一服の時間だった。
日に日に長く、延びて行く。
胡蝶蘭の若い根も、鉢上からにょきにょき踊り出て来る。
虫や何かの触角のように、動いている。蛇にも似ている。
タバコを吸いながら、ベランダでじぃーっと見ている。
相手はモノこそ言わないが、何か人格と似たような、ひとつの生ある塊だ。
じぃーっと、毎日、見る。
この緑色をした生き物は、単に花を愛でたり、果実を採ったり、柱にしたりするための生き物じゃないし、それ以外は雑草、という生き物じゃないことが、じぃーっと見ていると、思うところがある。
どうも僕は油断すると、上のことを忘れて、この生き物達を見てることがある。
鑑賞用、食用、建材用、燃料用。まだまだあるけど、彼らを、彼等の存在を「用途」でしか見ていない時がある。
モノ言わぬ彼等は、何なのだろう。
石ころや、水や、空気のように扱われる彼等は、人類が生まれて以来ずっと、何も言わずに刈り取られて尚、生き続ける。
じぃーっと、見ていると、哀れに思う時もある、励まされる時もある。謝ることもある。
鉢植えにして、手元で見ることで、彼等の仲間のことにも、思いを馳せることが出来た。
うん、良い一服の時間だった。
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by mop-kamino
| 2013-08-14 10:20
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駅のホームにオニヤンマが飛び回っている。
「バチバチッ」と羽音を立てて人間を怖がりもせず何やら、見定めている。
オニヤンマやギンヤンマを見付けると、嬉しい気持ちでいっぱいになる。
昔、出会った事のある人のような懐かしみが漂って来る。
山の近くでもない所に住んでいると、そう思う。
オニヤンマ、もし自分がハエか何か小型の羽虫だったら即刻逃げるだろう、「でででで出たー!」と捕って喰われないよう逃げ惑う。人で良かった。
オニヤンマ、名前も良い。カミナリのような黄色と黒の紋様、鬼の腰巻きのような色だからオニヤンマなのかな…?ヤンマは何だろう…ヤマンバとは違うだろうし、ヤンマーディーゼルとも絶対違うだろう。
こういう時、百科事典を持ち歩いておきたい。
まあ、何にしろ、オニヤンマ。何だか恐ろし気だけど少年の心をグッと掴むカッコイイ名前だ。
「あいつ、オニヤンマみたいな男だな」
あれ、グッと来ない。
頭の面積のほとんどが複眼で占められていて真緑色。もう、何だか凄い。虫って凄い。虫のデザインは、人間の偉そうなデザインなんかと較べられないくらい、凄い。虫は、凄いんだ。
オニヤンマ、やっぱり昔程見なくなったなぁ。色んな生き物が、徐々に、やっぱり少なくなって来ている。森を削って駐車場、山を削って建材に、川を三面護岸に、放射能を海へ世界へ。減って行かない方が不思議か。僕の息子は、何回、オニヤンマと出会えるのだろう。出会えたとして、嬉しい気持ちになったりするのだろうか。
「バチバチッ」と羽音を立てて人間を怖がりもせず何やら、見定めている。
オニヤンマやギンヤンマを見付けると、嬉しい気持ちでいっぱいになる。
昔、出会った事のある人のような懐かしみが漂って来る。
山の近くでもない所に住んでいると、そう思う。
オニヤンマ、もし自分がハエか何か小型の羽虫だったら即刻逃げるだろう、「でででで出たー!」と捕って喰われないよう逃げ惑う。人で良かった。
オニヤンマ、名前も良い。カミナリのような黄色と黒の紋様、鬼の腰巻きのような色だからオニヤンマなのかな…?ヤンマは何だろう…ヤマンバとは違うだろうし、ヤンマーディーゼルとも絶対違うだろう。
こういう時、百科事典を持ち歩いておきたい。
まあ、何にしろ、オニヤンマ。何だか恐ろし気だけど少年の心をグッと掴むカッコイイ名前だ。
「あいつ、オニヤンマみたいな男だな」
あれ、グッと来ない。
頭の面積のほとんどが複眼で占められていて真緑色。もう、何だか凄い。虫って凄い。虫のデザインは、人間の偉そうなデザインなんかと較べられないくらい、凄い。虫は、凄いんだ。
オニヤンマ、やっぱり昔程見なくなったなぁ。色んな生き物が、徐々に、やっぱり少なくなって来ている。森を削って駐車場、山を削って建材に、川を三面護岸に、放射能を海へ世界へ。減って行かない方が不思議か。僕の息子は、何回、オニヤンマと出会えるのだろう。出会えたとして、嬉しい気持ちになったりするのだろうか。
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by mop-kamino
| 2013-08-10 10:43

